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多読
Skyjack
今日も紙の本です。
あらすじ(ネタバレあり)
カールはハラルドと共に飛行機に搭乗して
家路につこうとしていました。
担当のフライトアテンダントは、
カールの娘とそう大差ないくらいの若い子でした。
カールは彼女にコーヒーを注文したり、
この仕事どう?などと話しかけたりして
リラックスしていました。
しばらくして、カールは機内前方で不審な動きがあることに気づきます。
なんとさっきまで話していた客室乗務員たる彼女が、
他の男二人と共に座席に座っているではありませんか?
普通、乗務員がお客さんと共に座ることなどあり得ません。
すると、彼女の隣に座っていた一人の男が立ち上がり、
そのままコクピットのドアを開けて入って行ってしまいました。
しかもそのあとを彼女ともう一人の男が続いていきます。
程なくコクピットから出てきたフライトアテンダントは、
なんと手にマシンガンを持っていました。
あろう事か、フライトアテンダントは、
ハイジャッカーの一味だったのです。
***************
ヘレン・サンドバーグは警察に護衛されて帰宅しました。
家では娘がヘレンの帰宅を待ちわびていました。
娘に宿題を見てあげる約束だったのですが、
仕事が忙しく約束の午後十時を過ぎてしまいました。
が、疲れているにもかかわらず、
きちんと宿題を見てあげる、
そんな優しい母親なのです。
何とか区切りを付け、
早々に就寝したヘレンに一本の電話が入ります。
眠りから覚めない頭で何とか電話に出ると、
それは緊急事態を知らせるものでした。
素早く身支度を調え、
再び警察の護衛がつく車で外出し向った先は・・・。
このヘレン・サンドバーグとは一体何者なのか?
ハイジャッカーの目的は一体何なのか?
それは読んでからのお楽しみ。(^o^)
スリリングな展開で、
ページをめくる手が止まりません。
この本に限らず、
ティム・ヴィカリーさんの作品はどれもこれも傑作揃い。
超オススメです!
YL 3.3 総文字数8,685