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多読
The Secret Garden
今日もまたまた紙の本です。
Clare West (Adapter), Frances Hodgson Burnett (著), Jenny Brackley (イラスト) Oxford Univ Pr; Illustrated版 (2007/3/29)
その著名な児童文学のリトールド(簡略)版です。
あらすじ(ネタバレあり)
インドで暮らしていた九歳のメアリーは両親の死後、
イングランドのヨークシャーに住む
クレイブンおじさんにに引き取られました。
もともとへそ曲がりで
人嫌いで
愛想のかけらもないメアリーの心は、
はるばるイングランドへ渡ってきたときには
すっかりすさみきっていました。
友だちどころか遊ぶおもちゃもない生活を強いられ、
ますます不機嫌になるメアリーでしたが、
お手伝いさんのマーサが
威張り腐っているメアリーに腹を立てることなく
優しく接しているうちに、
すこしずつ心を開いていくようになります。
マーサの勧めに従って
庭で一人遊びしているうちに、
庭のうちに閉ざされている不思議な部分を発見します。
それはまさに秘密の庭でした。
メアリーはマーサの弟で動物や植物好きなディコンと、
グレイブンおじさんの息子、
つまりメアリーの従兄弟のコリンと三人で、
その「秘密基地」で遊ぶようになり、
そのことが結果メアリーだけでなく
コリンやグレイブンおじさんを大きく変えてゆきます。
後は読んでみてのお楽しみ。(^o^)
メアリーの成長がさわやかな読後感をもたらします。
YL3.3 総文字数10,715