10月16日 Hassan and Lulu: Book One

多読

Hassan and Lulu: Book One

とても読み応えがある、そしてページをめくる手が止まらなくなる良書に、また巡り会えました。(^o^)

舞台は2003年のイラク、バグダッド。

アメリカを主体とする有志連合によるイラク侵攻で、バグダッドは砲弾の雨。

その結果、ハッサン(お兄ちゃん、17歳)とルル(妹、8歳)の父親は勤務先の大学から帰ってきませんでした。

空爆によって、電気や電話などのライフラインは寸断されてしまい、連絡の取りようがありません。

母親のいない(数年前にガンで他界)ハッサンは思慮深い父親から、もしアメリカの攻撃によって自分(父)が帰って来なくても、決して探しに来てはいけないよ、という手紙を託されていました。

それにもかかわらず、妹のルルと父親を探し出すという決意をして、おじさん夫婦(父親の兄弟)のもとをバイクで目指します。

それはまさに冒険と言える、危険きわまりない旅でした。

行く先々で目にする悲惨な出来事。

ハラハラドキドキ。

果たしてハッサンとルルは父親に会うことができるのでしょうか?

この作品は全三巻のようです。

なので、結論は読んでからのお楽しみ(^o^)
エーッ、マチキレナイヨ

この本は反米プロパガンダ本でもなく、だからといってフセイン政権を擁護するような描写もありません。

どちらの勢力にも加担することなく、ただ生々しく「無辜の市民」が受ける悲惨さを、簡便ながら見事に描いています。

しかも、妹のルルの八歳とは思えないくらいの強さや冷静さ、そして楽観主義は、兄のハッサンはもとより、この先の展開がどうなるのか不安なわたしたち読者にとっても、一服の清涼剤になります。

そんな中で、ハッサンとルルと関わるおじさん夫婦や、ハッサンが父親を探す過程で出会う、父親と関係が深い人たちがみんないい人なのが、本当に本当に救いです。
ε- (´∇`;)>ホッ

グレーテッド・リーダー(GR)なので俗語(スラング)もなく、絶妙なストーリー展開で、どんどん先に読み進めることができます。

と言うか、先の展開が気になってページをめくる手が止まらないといった方が正解です。(^o^)

とりわけ最近レベルド・リーダー(LR)のスラングに苦しんでいたわたしにとっては、快感と言えるほどの読み応えでしたヨ。

YLは2点台後半から3点くらいでしょうか?

総文字数15,390
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こんにちは。 おとよんです。 趣味で英語の勉強をしているおじさんです。 日々の学習記録を中心に、そのほか何でも思いついたことを書き続けます。 皆様のコメントには誠心誠意お応え申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。