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多読
Sophie and Scottie's Adventures of the Monarch Mystery
あらすじ(ネタバレあり)
ソフィーとスコッティは11歳の双子の姉妹。
家は羊毛を売ることを生業にしています。
彼女たちは、広大な牧場にある池で水遊びをしたり、
木登りをしたり、
乗馬をしたり、
とても活発です。
そんな彼女たちに、
ジルおばさんから意味不明の手紙と共に、
奇妙なプレゼントをもらいます。
それは一見普通の額縁なのですが、
サイズが大きくなったり小さくなったり、
その額にセットされている写真の噴水や、
馬車や人が動き出したり、
街の喧騒が額の中から聞こえてきたり、
見たこともない綺麗な蝶々が飛び出して双子の姉妹の肩に乗ったり・・・。
そしてなんと、
その額縁の絵に引き込まれるように、
額縁の中の世界に入っていってしまいます。
そこで繰り広げられる冒険が、このお話の柱です。
その世界は、
コトバを喋る動物たち、
特殊な能力を持っていることに気づく姉妹。
ファンタジーなのですが、
その描写は決して難解ではなく、
YL3点台後半から4点台前半といったところでしょうか?
ハリー・ポッターシリーズのような、
横文字の呪文や、
横文字の固有名詞は出てきませんので、
とても読みやすいです。(といっても、原書は読んでいませんけど(^_^;))
そして読後感は・・・わたしの今の英語力では、
何とかあらすじを追えたかな、といった感じです。
( ̄▼ ̄|||)
挿絵が一枚もないので、
全て自分の頭の中でその世界を想像しながら読み進める必要があります。
いうまでもありませんが、
言葉の持つ微妙なニュアンスが分かれば分かるほど、
その世界にどっぷりと浸ることができて、
感情移入することもできるのでしょう。
事実、アメリカ版Amazonの書評では、
12件のカスタマーレビューが全て「絶賛」という「感じ」です。
ゴメンナサイ。書評は当然ながら英語で書かれているので、なんとなくですケド・・・。
しばらくしたら、もう一回読み直してみたい、そんな作品です。
総文字数25,280