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多読
STRONG MEDICINE
あらすじ(ネタバレあり)
主人公Mark Lattoはパーキンソン病用の薬剤を研究しているイギリスの医師。
アメリカの医師Deborah Spencerのもとに、
いわゆる漢方薬を使った治療法を研究するために訪れたところ、
彼女の家には警察車両が🚔
なんと彼女は今朝、自宅で亡くなっているのが発見されたのです。
冒頭1ページ目からアクセル全開のストーリー展開です🏎
関係者としての形式的な事情聴取を終えてホテルに戻った主人公は、
彼女の自宅にサングラス😎を置き忘れてきたことを思い出し取りに戻ります。
彼女の家に入ると、
部屋から飛び出してきたノートパソコンを抱えた人物に殴られ、気絶してしまいます。
翌日、女医Deborahを師としているSylvia Koningというオネエチャン先生と、
Ray Molinaroというオジサン先生の訪問を受けます。
そこで主人公は、自分を殴った男が持っていたノートパソコンには、
女医が書いたパーキンソン病治療法に関する本のデータが入っていたことを知ります。
その日の夕方、主人公はオネエチャン先生と食事に出かけてホテルに戻ると、
今度は自分の部屋から男がノートパソコンを盗もうとしているではありませんか!
追いかけましたが取り逃がしてしまいます。
主人公は、女医の死の翌日訪問してきたオジサン先生が関係していると考え、彼の尾行を始めます。
そして、彼が製薬会社の研究所に入っていくところを確認します。
そのことをMartinez刑事に報告すると、
他人になりすまし口八丁手八丁で、
Crockerなる人物がパーキンソン病治療薬の開発トップであることを突き止めます。
そこで主人公とMartinez刑事は、
女医が書いた原稿のデータCDを売る取引を持ちかけて開発トップCrockerを誘き出し、
会話を録音することにします。
約束通り、待ち合わせ場所にCrockerが現れました。
ところがというか、やっぱりというか、Crockerは銃を持っています。
でも大丈夫。
Martinez刑事が隠れているから。
そしたらなんと、Martinez刑事も潜伏していたRayに銃を取り上げられてしまいます。


その結果どうなるかは読んでからのお楽しみ。
文中、mountain lion という生き物が出てきて、
犯人の一人を追いかけてきます。
それをオネエチャン先生が射殺して、犯人を救います。
調べてみると、mountain lion とは、ピューマのことではありませんか。
作中に記述はありませんが、
カリフォルニア州に保護区みたいのがあって、
そこに生息しているのでしょうか?
ウィキペディアによると、北米では場所によっては絶滅、
あるいは絶滅の危機に瀕しており、保護活動も行われているとのこと。
だとしても、ピューマが野放しなんて、恐ろしすぎます。(((;゚Д゚)))
その保護動物を射殺してしまうのも、なんだか問題のような気が・・・。
余談ですが、作中NissanとSuzukiの車が出てきます。
日本車が普通に出てきたことに、感動してしまいました。
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