The Hound of the Baskervilles

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多読

The Hound of the Baskervilles

Arthur Conan Doyle (著) Oxford University Press; 第3版 (2012/2/10)
皆様ご存じ、シャーロックホームズとワトソンが主人公の、邦題『バスカヴィル家の犬』のリトールド版です。

あらすじ(ネタバレあり)

ダートムアの名家、バスカヴィル。

 

1640年、日本では徳川三代将軍家光の治世、

 

当時の領主ヒューゴ・バスカヴィル🤴は

 

巨大な犬に喉を食い破られて殺されたという伝説がありました。

 

この小説の舞台は今からおそらく130年ほど前の1880年代後半から1900年辺り
(ホームズ研究家の間でも諸説があるようです)

 

日本では明治20年代に当たる頃、

 

現当主のサー・チャールズ・バスカヴィル👲が変死、

 

死体発見現場の近くには、巨大な犬の足跡が残されていたのでした。

 

 

変死したチャールズ👲の主治医で友人でもあるモーティマー👨‍⚕️からホームズの元に、

 

変死体発見事件の捜査と、

 

新しい当主になったへンリー👱‍♂️の護衛の依頼が来ます。

 

そんなヘンリー👱‍♂️のもとには、

 

ダートムア入りを拒否する謎の警告文が届けられます。

 

さらには宿泊していたホテルで、

 

二度にわたりヘンリー👱‍♂️が履いていた靴の

 

片方だけがなくなるという奇妙なことも起こります。

 

ホームズ🕵️‍♀️は依頼を受けることにしましたが、

 

彼には別の案件の処理が残っていたため、

 

ワトソン👨‍🦰にこの事件を任せて、自分はロンドンに残ることになりました。

 

 

こうして、

 

ワトソン👨‍🦰、ヘンリー👱‍♂️、モーティマー👨‍⚕️の三人は

 

ダートムアのバスカヴィル邸入りします。

 

ダートムア入りしたワトソン👨‍🦰は

    バスカヴィル邸の執事バリモア夫妻、

    脱獄囚のセルデン、

    近所に住む昆虫学者のステープルトンと

    その美しい妹ベリル、

    さらにはローラ・ライオンズという、今でいうバツイチ女性

などと関わっていきます。

 

ホームズ🕵️‍♀️の冴え渡る推理と物的・状況証拠で、

 

チャールズ👲変死事件の真相と、

 

バスカヴィル家を取り巻く陰謀を暴きます。

 

その詳しい内容については、読んでからのお楽しみ。

 

 

このレベルの本としては、結構長い作品ですが、どんどん読み進めることができます。

 

読後感も、「ああ、そういうことだったのね!」と、結構いい感じです。

 

 

たまにDUOシリーズに出てくる単語や言い回しがあって、

 

それがすんなり理解できたときはとても嬉しく感じました。

 

 

それにしても、西洋の物語に出てくる怪談のおどろおどろしいことよ!

 

この作品にも底なし沼が出てきます。

 

リトールド版であるのにもかかわらず、

 

その描写から情景を思い浮かべるだけで、

 

薄気味悪さが体感できるのは、さすがOxford社と言えるでしょう。

 

 

日本の怪談のような、

 

恐怖の中にもユーモラスがある👻

 

そういうものが感じられないのですが、

 

異文化や宗教をきちんと理解していないがゆえの偏見ですかね?

 

総文字数19,330 YL 3.9

 

おすすめ多読本

Pearson Japan; 第2版 (2008/12/5)
Cooper Baltis (著), Patrick Kennedy (編集) Hippo Books (2015/11/22)
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