12月10日 Silas Marner

多読

サイラス・マーナーについての巻

織物職人のサイラス・マーナーが、ラヴィロウ村に流れ着いて、かれこれ十五年。

独り暮らしの上、人付き合いもなく、村人からは奇人扱いされています。

しかし、この村に来るまでは、決してそんな人間ではなかったのです。

それなのに、なぜそんなふうになってしまったのか。

詳細は読んでからのお楽しみですが、幾重もの不運と裏切りが重なったことが、彼をこのような人間にしてしまったのです。

自分の故郷を捨てたサイラス・マーナーは日曜日も仕事に没頭する、仕事中毒人間。

その上、自分の稼いだお金、金貨を毎晩積み上げて眺めては悦に入るという、そんな「奇行」だけが彼の生きがいなのでした。

地主の長男ゴドフリーと次男ダンスタンの巻

地主の息子、ゴドフリーはナンシーというべっぴんさんと結婚を望んでおり、父もそうしろと勧めています。

あとはナンシーの気持ち次第とはいえ、一見何の障害もないように見えます。

ところがゴドフリーは密かに別の女性と結婚していました。

その秘密がバレたら当然ナンシーとも結婚できませんし、地主の地位も継げません。

秘密を家族で唯一知っている弟のダンスタンは、それをネタに兄を強請(ゆす)ります。

それだけではありません。

素行の悪いダンスタンはサイラス・マーナーの金貨を留守中に盗み出します。

筋金入りのワルとはダンスタンのような人間をいうのでしょう。

サイラス・マーナーと女の子との出会い

自分の生きがいだったお金を根こそぎ奪われたサイラス・マーナーは、廃人同然になってしまいます。

あまりの気の毒さに、村人たちも何とか彼を慰めようと接触を図りますが、為す術がありません。

そんな失意のある日、自宅兼工房である部屋で目が覚めたとき、目の前に奪われた金貨があるではありませんか!

いや、それは金貨ではありませんでした。

パーマ頭の金髪の女の子だったのです。

一瞬ですがお金に見えたその女の子は、身寄りがありませんでした。

直前まで一緒にいた母親は、サイラス・マーナーの家のそばで、降りしきる雪の中、命が絶えていたのです。

これは天の配剤だと思ったサイラス・マーナーは、その女の子を引き取って、エピーと名付けて自ら育てることにしました。

すると、彼を奇人扱いしていた村人たちは、彼の子育てをサポートするようになりました。

サイラス・マーナーもまた、彼らの援助を受けていく中で、意固地で引きこもりがちだった人柄が、確実に変わっていきました。

ゴドフリーは実は◯◯だった

お金は盗まれてしまいましたが、それ以上の幸せを手に入れて仲睦まじく暮らしていたサイラス・マーナーとエピー。

そんな二人に最大の危機が訪れます。

その危機をもたらすのが、地主の長男ゴドフリー。

その自分勝手さは弟のダンスタンに引けをとりません。

まあ、今風にいえばクズなのです。

さて、そのクズな彼が二人にどう絡むのか?

果たしてサイラス・マーナーはまたしても不幸を味わうことになるのか?

続きは読んでからのお楽しみ。
(^o^)

オーソドックスな物語ですが、それでも気持ち温まる読後感は、このスタイルが古今東西もっとも愛されているからに他なりません。

是非読んでみて下さい。

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こんにちは。 おとよんです。 趣味で英語の勉強をしているおじさんです。 日々の学習記録を中心に、そのほか何でも思いついたことを書き続けます。 皆様のコメントには誠心誠意お応え申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。