
こんにちは。
皆さんは音読するときに、
ただやみくもに読むことはせずに、
付属のCDなどの音源をお手本として聞いて、
できるだけお手本をまねして音読していると思います。
その音読を発展、進化させたトレーニングとして、以下の三つがあげられます。
- オーバーラッピング・・・英文を見ながら、音声に合わせて発話する訓練法。
- シャドーイング・・・英文を見ずに、音声に少し遅れて発話する訓練法。
- リピーティング・・・聴いて理解した英語を、そのまま繰り返し発話する訓練法。
今日は、これらのお稽古を効率的にする、
音声CDの加工についてのお話です。
この記事の目次
付属のCDは不親切な作りになっているものが多い?
音声教材にさんざんお世話になっている分際で、
ちと生意気なことを言わせていただきます。
DUO3.0は560の見出し文を45のセクションに分けて収録されています。
DUOselectは377の見出し文を33のセクションに分けて収録されています。
どちらも、1セクション当たりの収録文数はバラバラで、
DUO3.0の場合は、最大17もの文が一つのセクションとして収められています。
そうすると、特定の一文だけを聞きたいというときに、
その文を読み上げている部分の頭出しがとても面倒で、時間もかかります。
なぜ、一文一曲として収録されていないのか?
これはCDの技術的仕様で、99トラック(曲)までしか収められないからです。
決して教材の制作側が手抜きをしているわけではありません。
一文一曲化が面倒くささを全て解決
これを一文を一つのトラックに、
わかりやすく言うと、
一つの文章を一曲としてWALKMANやスマホに入れておけば、とても便利。
わたしはこれを「一文一曲化」と名付けました✌
例えば、DUOselectの文章番号185
He was arrested on the spot for being naked in public.
を聞きたいとき。
この文はSECTION17の6番目に入っている文なのですが、
これをCDに収録されたままの「生音源」ですと、
該当する文章が読み上げられるまで早送りするか、
またはずっと聞き飛ばさないと聞きたい文章にたどり着けません。
たどり着いたところで、
「A-Bリピート再生(区間リピート)」機能を使って繰り返し再生すれば、
上にあげた勉強法でのお稽古はできます。
ただ、それよりは、一発頭出しができて、
「一曲リピート」機能で気が済むまで繰り返し再生できた方が、100倍楽です。
そう思いませんか?
「一文一曲化」すれば、一発頭出しできますから、
音声を聞きながら区間リピート機能のセットをする手間が省け、
先送りボタンひとつで次の文に進むこともできますし、
シャッフル再生機能を使えば、DUO3.0の560文が法則性がない、バラバラな順番で再生されます。
シャッフル再生で、英語音声を聞いて瞬時にその意味を想起することができれば、
それだけでかなりの実力アップになると思いますが、いかがでしょうか?
この加工した音源をスマホやWALKMANで持ち歩けば、
お掃除、洗車、お買い物、犬のお散歩、などなど、
日常生活上で「ながら勉強」が、手軽にできます。
Wave Padなら、簡単に編集ができます
Wave Pad というソフトを使えば、簡単に教材CDを編集、加工できます。
今後数回にわたって、このソフトを使った編集方法を、
詳細にご紹介していきますのでどうぞご期待ください。