Wave Padで、曲間を自動検知・分割する 一文一曲化

皆さん、こんにちは。
今日はいよいよ一文一曲化の作業方法をご案内します。
これが完成した暁には、快適な英語学習ライフが待っていますよ。
Wave Padをお持ちでない方は、以下のリンクをクリックしてください。わかりやすく解説してあります。

この記事の目次

スポンサーリンク

まずは分割する作業から

今回お料理するのは、DUOselectのsection1です。

前回、冒頭に入っている「section1」というセリフをカットしました。

section1の一つのトラック(曲)に入っている文は11文です。

これを11のトラック、つまり11曲に分けてしまいましょう。

  DUOselectには377本の見出し例文が収録されています。厳密に言うと、一本の中に二つ以上の文で構成されているものもあります。
例 "I'll pick you up on the way." "No thanks. I'll take a taxi by myself."
これは例文番号12番、section2の一番最初に収録されていますが、実際は3つの文で構成されています。
ですがこれらも、便宜上一文という形で取り扱います。
まず、「分割」→「無音箇所でファイルを分割」とクリックします。
wp2-1

時間(ミリ秒)は1200に設定します。・・・1
分割ボタンをクリック。・・・2
wp2-2
 この数値はDUOselectの音声ファイルの場合で、もちろん音声教材によって変わってきます。
この値が少なすぎると、同一文中の息継ぎくらいの空白でも「曲間」と解釈されてファイルが分割されてしまいます。
逆にこの値が大きすぎると、文と文の間を「曲間」ととらえてもらえず、ファイルが分割されません。
下の画像のように、分割されたファイル(曲)がウィンドウ(小窓)が昇順に重なって開いてきます。Wave Pad画面下部には左から右へ昇順に分割されたファイルの「ボタン」が表示されます。
一番上のファイルは「01-001 10.mp3」と表示されています。(赤矢印)
  全11文なのに、なぜ最後のファイル名が「10.mp3」なのか。理由は後述します。
wp2-3

分割がきちんとできているかチェックします

Wave Pad画面下部の分割してできたファイル名(数字)のボタンの一番左側をクリック。
すると、このファイルの小窓が一番手前に出てきます。(01-001)

wp2-4

手元にDUOselectの本を用意して、見出し文を見ながらファイル01-001が正しい位置で分割されているかチェックしていきます。
赤矢印あたりの位置にマウスポインタを移動させて、ダブルクリックすると再生が始まります。(もちろん、Wave Pad画面の左下にある、三角形の再生ボタンを押しても良し)
01-001が確認できたら、01-001 1、01-001 2、01-001 3、と、右方向にボタンをクリックして、小窓を呼び出し、波形の左側部分をダブルクリックして、再生してみて下さい。wp2-5

wp2-6Wave Pad画面の下に出るファイルの「ボタン」は、最大10個までしか表示されません。
10曲以上分割した場合は、画面右下の▲ボタンをクリック。

wp2-7すると、分割した曲リストが出てきます。赤丸印で囲ってあるのが、11曲目。
ここをクリックすると、小窓が出てきますので、同じく正しく分割されているかチェックして下さい。


wp2-8全11文なのに、なぜ最後のファイル名が「10.mp3」なのか、その理由がこちら。

  分割した一曲目は最初のファイル名がそのまま引き継がれていて、二曲目から1、2、3・・・と番号が割り振られています。
これを一曲目に1、二曲目に2と割り振られるように替えようと「設定」等を探してみましたが、どうやら設定は変えられないようです。なので、ファイル名の数字は+1すると覚えておいて下さい。

正しく分割できましたら、ファイルを保存します。

「ファイル」→「全てのファイルを保存」とクリックしていきます。

wp2-9

ファイル名は「Mp3tag」というソフトで変更しますので、そのまま「保存(S)」をクリックしていきます。
今回は11曲に分割したので、11回クリックします。wp2-10

最後、エクスプローラーから今回のファイル保存場所を開いてみます。
赤枠内が、今回作った11曲分のデータです。
先ほど、ファイル名等に変更を加えずにそのまま保存しましたので、赤丸内のようにトラックナンバーは全て「1」、タイトルは全て「001」になっています。wp2-11

次回は、ファイル名の変更手順をご案内します。
更に、次々回ではMp3tagというフリーソフトを使って、見出し例文に付けられた番号を割り振っていきます。
そうすることで、一発頭出しが容易になります。


WavePad

スポンサーリンク
おすすめの記事