
皆さん、こんにちは。
今日はいよいよ一文一曲化の作業方法をご案内します。
これが完成した暁には、快適な英語学習ライフが待っていますよ。
Wave Padをお持ちでない方は、以下のリンクをクリックしてください。わかりやすく解説してあります。
この記事の目次
まずは分割する作業から
今回お料理するのは、DUOselectのsection1です。
前回、冒頭に入っている「section1」というセリフをカットしました。
section1の一つのトラック(曲)に入っている文は11文です。
これを11のトラック、つまり11曲に分けてしまいましょう。
例 "I'll pick you up on the way." "No thanks. I'll take a taxi by myself."
これは例文番号12番、section2の一番最初に収録されていますが、実際は3つの文で構成されています。
ですがこれらも、便宜上一文という形で取り扱います。

時間(ミリ秒)は1200に設定します。・・・1
分割ボタンをクリック。・・・2

この値が少なすぎると、同一文中の息継ぎくらいの空白でも「曲間」と解釈されてファイルが分割されてしまいます。
逆にこの値が大きすぎると、文と文の間を「曲間」ととらえてもらえず、ファイルが分割されません。
一番上のファイルは「01-001 10.mp3」と表示されています。(赤矢印)

分割がきちんとできているかチェックします
Wave Pad画面下部の分割してできたファイル名(数字)のボタンの一番左側をクリック。
すると、このファイルの小窓が一番手前に出てきます。(01-001)

手元にDUOselectの本を用意して、見出し文を見ながらファイル01-001が正しい位置で分割されているかチェックしていきます。
赤矢印あたりの位置にマウスポインタを移動させて、ダブルクリックすると再生が始まります。(もちろん、Wave Pad画面の左下にある、三角形の再生ボタンを押しても良し)
01-001が確認できたら、01-001 1、01-001 2、01-001 3、と、右方向にボタンをクリックして、小窓を呼び出し、波形の左側部分をダブルクリックして、再生してみて下さい。
Wave Pad画面の下に出るファイルの「ボタン」は、最大10個までしか表示されません。
10曲以上分割した場合は、画面右下の▲ボタンをクリック。
すると、分割した曲リストが出てきます。赤丸印で囲ってあるのが、11曲目。
ここをクリックすると、小窓が出てきますので、同じく正しく分割されているかチェックして下さい。
全11文なのに、なぜ最後のファイル名が「10.mp3」なのか、その理由がこちら。
これを一曲目に1、二曲目に2と割り振られるように替えようと「設定」等を探してみましたが、どうやら設定は変えられないようです。なので、ファイル名の数字は+1すると覚えておいて下さい。
正しく分割できましたら、ファイルを保存します。
「ファイル」→「全てのファイルを保存」とクリックしていきます。

ファイル名は「Mp3tag」というソフトで変更しますので、そのまま「保存(S)」をクリックしていきます。
今回は11曲に分割したので、11回クリックします。
最後、エクスプローラーから今回のファイル保存場所を開いてみます。
赤枠内が、今回作った11曲分のデータです。
先ほど、ファイル名等に変更を加えずにそのまま保存しましたので、赤丸内のようにトラックナンバーは全て「1」、タイトルは全て「001」になっています。
次回は、ファイル名の変更手順をご案内します。
更に、次々回ではMp3tagというフリーソフトを使って、見出し例文に付けられた番号を割り振っていきます。
そうすることで、一発頭出しが容易になります。