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家族にうつ病を持つ者として思うこと
2月5日のエントリーで『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』にご出演されていた清水富美加さんについて「近いうちに朝ドラ主演女優になるかも?」と発信してから一週間。
彼女の「出家騒動」で騒然となっているところは皆様ご承知の通りです。
さすがにわたしもびっくりしました(゚Д゚)
「無責任すぎる」
「天狗だ」
「仕事を選ぶな、我慢しろ」
「俺たちの若い頃も・・・」
芸能人からはこのように、清水さんの行動に批判的なコメントが今のところ多数派を占めています。
一方、ネット上では賛否両論。
少なくとも芸能界よりかは清水さん擁護派は多いように見受けられます。
ちょっと待って。彼女は両親に「死にたい」と言っていたそうな
これは「幸福の科学」側の発表により明らかになっていることです。
もしそうだとしたら極度のうつ状態だということではありませんか?
わたしも家族にうつ病がいるのでわかりますが、「正論」が通じないのがうつ病の病気たるゆえんです。
その人に対して「無責任だ」云々したところで、却って苦しめるだけでなんの解決にもなりませんよ。
その辺の機微がわかる人が、きっと芸能界にもいると思うのですが、「大人の事情」なのか、なかなかそういう意見は表に出てきませんね(ToT)
うちの家族は精神科医にかかって、投薬治療ですっかり改善していますが、清水富美加さんはそれがたまたま医者ではなく宗教だったという、ただそれだけの話のような気がするのですが。
新興宗教ではなく、例えば天台宗や浄土宗の尼寺に出家するならここまで騒がれなかったんでしょうけど。
わたしは「幸福の科学」についてコメントできるほどの知識を持ち合わせておりませんが、洗脳されていようが、利用されていようが、本人がぎりぎりのところでそういう選択をしたのでしょうから、そっと見守ってあげましょうよ、というところです。
もちろんうつ病だからといって免責されるわけではない
うつ病だからといって、社会的責任から逃れられるわけではありません。
制作中の映画やドラマの共演者の方々、所属事務所をはじめとしたスタッフの方々のお気持ちもお察し申し上げます。
腹が立つのも当然と言えば当然です。
ただ、「商品」でもある清水富美加さんが死んでしまっては元も子もないのですから。
違約金が云々という報道も見られますが、教団が肩代わりしてあげればいいのではないかと思います。
まあ、わたしが言うまでもなく、それくらいのバックアップ体制は整っているはずですけど。
とりあえず心身共に静謐(せいいつ)を取り戻したら、教団専属の女優なりアイドルなりをして「借金返済」をすればいいのです。
だって、教義に生きることに生きがいを見いだしているのですから。
仮に「洗脳」が解けるほどにまで「回復」したのなら、また芸能界で生きていくという手だってあるかもしれません。
道のりは厳しいと思いますけど。
まあ、それは清水富美加さんの人生ですからね。
いいお芝居を見せてもらった感謝を込めて、以上投稿させて頂きました。